ホッカイシマエビの“おす”と“めす”のはなし
ホッカイシマエビは雌雄同体で生まれます。
満1歳を過ぎ性転換し、1歳半でオスになります。
(漁獲対象のオスは2歳です。)
2歳を過ぎ再度性転換を行い2歳半でメスへと転換をします。
と、いうことで、
6月〜7月の夏漁で捕れるシマエビの多くはオスで、
10月〜11月の秋漁で捕れるシマエビの多くはメスというわけです。
【ホッカイシマエビの豆知識】
エビをゆでると赤くなるはなし
エビの中に含まれる色素タン
パク質という成分が変性し、
カロチノイド系のアスタキサン
チンという赤い色素が遊離す
るためです。
生のシマエビ
ゆでたシマエビ
通称「打瀬漁」と呼ばれる
野付湾ならではの風物詩は、
動力を使わず舟に三角帆を立て、
風の力を利用してエビを捕る漁法で
正式には「エビ打瀬網漁業」といいます。